鍼灸治療は、人体の経絡と呼ばれるエネルギーの通り道に鍼を刺すことで、気の流れを調整し、体内のバランスを整える方法です。経絡は体の各部位と関連付けられており、特定の経穴(ツボ)に刺激を与えることで、特定の症状を改善すると考えられています。
鍼治療は、細い金属製の鍼を皮膚に挿入し、経穴を刺激します。この刺激が神経系を通じて脳に信号を送り、痛みを軽減したり、血行を促進したりする効果があるとされています。また、鍼には免疫系を活性化させる作用もあるため、体全体の健康を向上させることができます。
一方、灸治療は、もぐさと呼ばれる乾燥したヨモギの葉を燃やし、その熱を経穴に伝える方法です。灸治療は、体を温め、血行を促進し、冷えや痛みを改善する効果があります。鍼灸治療は、これらの方法を組み合わせて行うことが一般的であり、患者の症状や体質に応じて適切な治療法が選ばれます。