「患者さんを、この手で根本から治したい」
その一心で、鍼灸師の国家資格を取ったはずなのに、現実はどうだろう。
任されるのは、慰安目的の「マッサージ」ばかり。 法律的にグレーだと知りながら、経営者の指示だからと断れない。 日に日に指の感覚が鈍り、関節が太くなっていくのを感じながら、自分の将来に言いようのない不安を抱えている。
「このままで、私の鍼灸師としての未来はないかもしれない…」
もしあなたが今、そんな葛藤と恐怖の中にいるのなら、少しだけ時間をください。 この記事は、かつての若き日の私たちと同じように、理想と現実の狭間で苦しむ、あなた一人のために書いています。
その仕事、あなたの「誇り」と「未来」を、確実に破壊しています
まず、厳しい現実からお伝えします。
あなたが今、良心の呵責を感じながら行っているその仕事は、二つの意味で、あなたの鍼灸師としての生命線を断ち切ろうとしています。
法律が、あなたの仕事を「無資格行為」と断じているという事実
ご存知の通り、「あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律(あはき法)」において、あん摩マッサージ指圧師の資格なく、治療目的のマッサージを業として行うことは、明確に禁止されています。
あなたが感じている後ろめたさは、専門家として当然の、正しい感覚なのです。
マッサージが、あなたの「指」を物理的に破壊していくという事実
これが、より深刻な問題です。 鍼灸師の命である「繊細な指先の感覚」。それは、日々のマッサージ業務によって、確実に、そして永久に失われていきます。
強い圧をかけ続けることで指の関節は変形し、皮膚は硬く厚くなり、神経は鈍麻していく。 それはまるで、ピアニストが己の指をハンマーで叩き続けることに等しい、自殺行為です。
硬くなったその指で、あなたは本当にミリ単位の気の流れを感じ取れますか? 数年後、あなたの指は、もう二度と繊細な鍼を打てない指になっているかもしれません。
なぜ、あなたの訴えは理解されないのか?
「指が変形するのが怖い」「もっと鍼の経験を積みたい」 そう訴えても、オーナーや先輩は「みんな通る道だ」「売上のためだ」と取り合ってくれない。
なぜ、あなたの悲痛な叫びは届かないのでしょうか。
答えは、院の成り立ちにあります。 オーナーが、鍼灸治療の経験がない柔道整復師ではありませんか?
彼らは、悪意からあなたを追い詰めているのではありません。 ただ、知らないのです。 鍼を打つために、どれほど繊細な指先の感覚が必要なのか。 その感覚を維持するために、どれほどの鍛錬と自己管理が必要なのか。 そして、マッサージという行為が、その全てを根こそぎ破壊してしまうということを。
鍼灸を知らない経営者の元で、鍼灸師が輝けるはずがない。 これは、この業界が抱える、あまりにも悲しい構造的な問題なのです。
検索しても出てこない「本物の鍼灸院」という選択肢
将来に絶望し、あなたが「鍼灸師 転職」と検索したとき、目に入るのは求人サイトや養成学校の記事ばかりでしょう。 「どこへ行っても同じではないか…」 そう感じてしまうのも無理はありません。
しかし、断言します。 鍼灸師が、鍼灸治療だけで、一人の治療家として胸を張って働ける場所は、確かに存在します。
私たちは、長野県須坂市という小さな町で、40年間、鍼灸治療院を営んできました。 看板に「整骨」とありますが、それは院の歴史的な経緯からくるもの。 この40年間で私たちが診てきた、のべ120万人の患者さん、その**全ての治療の根幹は「鍼」**です。
私たちは、安易なマッサージ集客に頼ることを、40年前にやめました。 鍼灸の持つ無限の可能性を、誰よりも信じているからです。 そして、鍼灸師の「指」を、消耗品ではなく、治療院の最も大切な**『資本』**だと考えているからです。
ここでは、鍼灸師が法律におびえることはありません。
ここでは、鍼灸師が指の変形に怯えることはありません。
ここでは、鍼灸師が「鍼灸師」であることに、心からの誇りを持つことができます。
あなたの指が、悲鳴を上げる前に
もし、あなたが、 「鍼灸師として、もう一度、本気で患者さんと向き合いたい」 「自分の指と未来を、これ以上すり減らしたくない」 「新卒からでも、本物の技術を学び、成長したい」 と、心の底から願うなら。
手遅れになる前に、一度、私たちの話を聞きに来ませんか。 あなたが今抱えている不安、悔しさ、そして未来への希望、その全てを、私たちは全力で受け止めます。
長野の小さな治療院ですが、ここには、鍼灸師が鍼灸師として輝ける、日本で最も豊かな土壌があると自負しています。
あなたのその指が持つ無限の可能性を、私たちは誰よりも信じています。
↓まずは院の見学からでも大歓迎です。私たちがどんな想いで、日々患者さんと向き合っているのか、ぜひその目で確かめに来てください。
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