
病院での治療が終わったのに、耳鳴りがうるさくて眠れない。
日によって症状がひどくなり、このまま治らないのではと不安になる…。
もしあなたが、標準的な治療を受けた後もこのような後遺症に悩まされているなら、それは知らず知らずのうちに「回復を妨げる行動」をしているからかもしれません。
一般的に言われる「ストレスを避ける」「安静にする」といったアドバイスだけでは、不十分なことがあります。
この記事では、私たちが40年以上にわたり、病院で治らなかった14万人以上の患者さんと向き合う中で見つけた、「絶対に避けるべき具体的な5つの行動」と、今日からできる改善策をお伝えします。
突発性難聴のより詳しい原因や症状については、以下のページで網羅的に解説しています。
→ 突発性難聴とは?原因から治療法までを専門家が解説
避けるべき行動1:質の悪い睡眠(寝る前のスマホ・読書)
突発性難聴の後遺症を回復させるために最も重要なのは、「成長期の子供のように、ガクンと深く寝入る」ことです。 深い睡眠(ノンレム睡眠)中に分泌される成長ホルモンこそが、傷ついた神経や細胞を修復する唯一の手段だからです。

【絶対に避けるべきこと】
◆ 寝る直前のスマホ
ブルーライトは脳を覚醒させ、深い睡眠を妨げます。
◆ 推理小説やサスペンス映画
「次はどうなる?」と脳が興奮するコンテンツ(刑事もの、ホラー、暗いニュースなど)は、交感神経を高めてしまい、体が休息モードに入れません。
◆ 昼寝
夜に深く眠るため、昼間の睡眠はできるだけ我慢しましょう。
【おすすめの習慣】
◆ 就寝1〜2時間前の入浴
ぬるめのお風呂に入り、体温を一度上げてください。上がった体温が下がるときに、自然と深い眠気が訪れます。
避けるべき行動2:体を冷やす飲み物の「ガブ飲み」
水分補給は大切ですが、「何を、どう飲むか」が重要です。 キンキンに冷えたビールや清涼飲料水を大量に飲むことは、内臓を一気に冷やし、全身の血流を悪化させます。これは内耳への血流不足に直結し、症状を悪化させる大きな要因です。
【おすすめの習慣】
◆ 夕方以降のカフェイン断ち
コーヒーやお茶に含まれるカフェインは覚醒作用があるため、夕方以降は控え、質の高い睡眠を優先しましょう。
◆ 常温または温かい飲み物
体を内側から温めるものを少しずつ飲みましょう。
避けるべき行動3:脂っこい食事(「脂」と「油」の違い)
食事の内容も、血液の質に影響し、耳の回復を左右します。 特に注意したいのが、動物性の「脂(あぶら)」です。冷えると白く固まるラードやバターなどの「脂」は、血液の粘度を高め、血流をドロドロにしがちです。
【おすすめの習慣】
◆ 夕食は軽めに
消化活動は体に負担をかけ、睡眠の質を下げます。夕食は早めに、軽く済ませるのが理想です。
◆「油」を選ぶ
植物性の油や魚の油など、冷えても固まらない良質な「油」を選びましょう。
避けるべき行動4:早食い・あまり噛まない
「よく噛んで食べる」。子供の頃に教わったこの習慣は、実は耳の回復にとって非常に医学的な意味を持っています。 口の中の感覚を伝える神経と、耳の奥(内耳)に関わる神経は、同じ「三叉神経(さんさしんけい)」というグループに属しています。
【おすすめの習慣】
◆ 一口30回噛む
よく噛むことで唾液が出ると、リラックス神経である「副交感神経」が優位になります。また、顎を動かすことで耳周りの血流も促進され、回復力が高まります。
避けるべき行動5:血液をドロドロにする習慣
突発性難聴は「耳梗塞」とも呼ばれるように、血流障害が大きく関わっています。 血液をサラサラに保つことは、再発防止と後遺症改善の基本です。
【おすすめの習慣】
◆ 夕方のストレッチ
一日の疲れや歪みをリセットし、血流が良い状態で布団に入りましょう。
◆「納豆」を食べる
納豆に含まれる酵素は、血栓を溶かす働きがあると言われています。
(※ワルファリンなどのお薬を服用中の方は医師にご相談ください)
◆ ご飯と納豆は1対1
納豆の効果を最大限に引き出す黄金比です。毎食取り入れても良いくらい、強力な味方になります。
なぜ、病院で治らなかった後遺症が改善するのか?
「生活習慣だけで、本当に良くなるの?」 「もっと専門的な治療が必要なのでは…」
そう不安に思われるかもしれません。
確かに、生活習慣の改善は基礎中の基礎ですが、すでに固定してしまった後遺症を改善するには、もう一歩踏み込んだアプローチが必要な場合もあります。
私たち「森上鍼灸整骨院」は、長野県須坂市で40年以上にわたり、専門治療一筋で延べ110万人の患者さんと向き合ってきました。
その中でも「突発性難聴」は特に専門としており、これまでに標準治療で改善しなかった14万人を超える方々(後遺症に悩む方を含む)を診てきた実績があります。
私たちは、あなたの後遺症が治らない本当の理由を突き止めるため、耳だけでなく全身を詳細に検査します。

- 医療用サーモグラフィ: 生活習慣の乱れによる「自律神経の不調」や「内臓の冷え」を可視化します。
- 循環器用エコー: 血液がドロドロになっていないか、血栓のリスクがないか、血管の状態を直接観察します。
- モアレトポグラフィ: 血流を妨げる「体の歪み」をミリ単位で正確に測定します。
これらの科学的検査で根本原因を特定し、低下してしまった「自然治癒力」を最大限に引き出すアプローチを行うことで、当院の治療を受けられた患者様の87.9%に何らかの改善が見られています。
実際に改善された方の声
耳鳴りが軽減してきた
「自分の生活習慣が合っているか不安」「専門家に一度診てもらいたい」 そう思われた方は、ぜひ一度私たちにご相談ください。
当院の「突発性難聴の後遺症」に対する専門的なアプローチは、下記の専門ページで詳しく解説しています。
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