
「退院したのに、まだ体がフワフワする」
「急に天井がぐるぐる回りだして、再発したのかと怖い」
突発性難聴の治療を終えた後も、しつこく残る「めまい」や「ふらつき」。
病院で相談しても「検査では異常ありません」「そのうち治ります」と言われ、いつまでこの状態が続くのかと不安になっていませんか?
実は、突発性難聴に伴うめまいには、「治りやすいめまい」と「注意が必要なめまい」の明確な違いがあります。
そして、ステロイド治療の後には、医学的にはあまり語られない「ある特定のめまい」が頻発するという事実も、私たちの40年の臨床経験から分かってきました。
この記事では、病院では聞けない「めまいの正体」と、薬に頼らず平衡感覚を取り戻すための方法について、包み隠さずお話しします。
突発性難聴のより詳しい原因や症状については、以下のページで網羅的に解説しています。
→ 突発性難聴とは?原因から治療法までを専門家が解説
「めまい」から始まる突発性難聴はなぜ重症なのか?

突発性難聴の原因となる内耳(蝸牛)は、カタツムリのような形をしています。
- 「貝殻」の部分: 音を感じ取る
- 「頭と角」の部分: 平衡感覚(めまい)を感じ取る
通常の突発性難聴は「貝殻」の部分だけがダメージを受けますが、めまいを伴う場合は、そのダメージが「頭と角」にまで広がっていることを意味します。
つまり、範囲が広い分だけ、めまいを伴う突発性難聴は「重症」であり、後遺症が残りやすい傾向にあるのです。
発症当初の激しい回転性めまいは3〜4日で治まりますが、その後も「雲の上を歩いているようなフワフワ感(動揺性めまい)」が6ヶ月〜1年以上続いてしまうケースも少なくありません。
ステロイド治療後に起こる「2つの隠れめまい」

病院の治療が終わった後に、「また回転性のめまいが起きた!再発だ!」とパニックになって当院に駆け込んでくる患者さんが大勢いらっしゃいます。
しかし、その多くは突発性難聴の再発ではありません。実は、以下の2つの病態が隠れていることが多いのです。
1. 良性発作性頭位めまい症(BPPV)
「寝返りを打ったら目が回った」「上を向いたらグラッとした」
これは、医学的にはあまり指摘されませんが、ステロイドのパルス療法(大量投与)を受けた後に非常に高い確率で発症するめまいです。 ステロイドの影響で骨がもろくなり、平衡感覚を司る「耳石(じせき)」が剥がれ落ちて三半規管に入り込んでしまうことが原因と考えられます。
これは突発性難聴の悪化ではないので、過度な心配はいりません。
2. 外リンパ瘻(がいりんぱろう)
「朝起きるとめまいがひどい」「難聴側の耳に頭を傾けて歩いてしまう」
こうした特徴がある場合、内耳の窓に小さな穴が開き、リンパ液が漏れ出している「外リンパ瘻」の可能性があります。
原因不明の難聴として処理されがちですが、これも適切な対処で改善します。
薬で治らないふらつきを「船舶」のように治す
病院のめまい止め(薬)による治療が、ハンドルを切って「車」の向きを変えるようなものだとすれば、私たちが専門とする治療は、「船舶」がゆっくりと、しかし確実に針路を変えるようなものです。
時には波(気圧の変化や体調)に流されることもありますが、海図(治療計画)を見れば、船首は確実に「治癒」という目的地に向かっています。
私たち「森上鍼灸整骨院」は、長野県須坂市で40年以上にわたり、専門治療一筋で延べ110万人の患者さんと向き合ってきました。
その中でも「突発性難聴」は特に専門としており、これまでに標準治療で改善しなかった14万人を超える方々(後遺症に悩む方を含む)を診てきた実績があります。
私たちは、あなたのめまいが治らない本当の原因を突き止めるため、耳だけでなく全身を詳細に検査します。

- 医療用サーモグラフィ: めまいを悪化させる「自律神経の乱れ」を体表温度で可視化します。
- モアレトポグラフィ: 首の骨が歪んで、平衡感覚を脳に伝える神経や血管を圧迫していないか測定します。
- 循環器用エコー: 内耳の再生を妨げている「血流不足」のサインがないか観察します。
退院直後は「つたい歩き」しかできなかった患者さんでも、当院の治療を併用することで、約1ヶ月程度でスタスタと歩けるようになるケースは珍しくありません。
実際に、当院の治療を受けられた患者さんの87.9%に何らかの改善が見られています。
実際に改善された方の声
3か月で良くなりました
めまいは、目からの情報、足裏からの情報、そして内耳からの情報のズレで起こります。
特に夜間の運転中など、視覚情報が制限される場面では急にめまいを感じることがあるので注意が必要です。
「いつまでこのふらつきが続くのか」と不安な日々を過ごしているなら、ぜひ一度私たちにご相談ください。あなたの船が正しい針路を取れるよう、私たちが全力でサポートします。
当院の「突発性難聴の後遺症」に対する専門的なアプローチは、下記の専門ページで詳しく解説しています。
→ 突発性難聴後遺症 専門ページはこちら
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