突発性難聴の後遺症が悪化?治らない3つの理由と今すぐできる対策

突発性難聴後遺症|治らないのはなぜ?その理由と対処法を詳しく解説

病院での治療が終わったのに、耳鳴りやふらつきが良くならない。
それどころか、日によって症状がひどくなる気がする…

突発性難聴の後遺症が悪化しているのではないかと、ストレスや不安が増大していませんか?

この記事では、なぜ突発性難聴の後遺症がなかなか改善しないのか、その悪化させている可能性のある「本当の理由」と、ご自身の耳を守るために今すぐできる対策について詳しく解説します。

突発性難聴のより詳しい原因や症状については、以下のページで網羅的に解説しています。
突発性難聴とは?原因から治療法までを専門家が解説

突発性難聴の後遺症とは?

突発性難聴は、突然片耳の聴力が低下する病気です。発症直後は、ステロイド治療などで内耳の炎症を抑える治療が中心となります。 しかし、治療が遅れたり、ダメージが深かったりした場合、治療後も以下のような症状が残ることがあります。

・耳閉感: 耳に水が入ったような、詰まった感覚。

・聴力低下: 音が小さく聞こえる、または一部の音が聞こえない。

・耳鳴り: 「キーン」「ジー」といった音が鳴り続ける。

・めまい、ふらつき: 激しいめまいは治まっても、フワフワする感覚が続く。

なぜ後遺症は悪化する?病院では教えてくれない「本当の理由」

突発性難聴後遺症の悪化は全身の機能不全が原因

病院で「聴力は固定した」と言われた後も症状が悪化するように感じるのには、理由があります。それは、耳だけの問題ではなく、あなたの「体全体」に隠された原因が、回復を妨げているからです。
病院の治療で改善しなかった方々には、共通する3つの「体のサイン」があります。

  • 理由1:全身の血流不足(梗塞体質) 
    耳の細胞が回復するには、酸素と栄養を運ぶ「血液」が不可欠です。しかし、「第二の心臓」と呼ばれるふくらはぎの機能が低下し、全身の血流が滞りがちな「梗塞体質」になっていると、内耳の細い血管まで血液が届きません。この状態で放置されると、細胞の回復は進まず、症状は固定化・悪化してしまいます。
  • 理由2:体の歪み(特に首) 
    背骨や首の骨が歪んでいると、その中を通って内耳や脳へ血液を送る大切な血管(椎骨動脈)が物理的に圧迫されます。これが慢性的な血流不足を引き起こし、耳の回復を妨げます。
  • 理由3:自律神経の乱れ(ストレスと冷え) 
    後遺症への不安やストレスは、自律神経のバランスを乱し、血管を収縮させます。すると、さらに耳への血流が悪くなり、耳鳴りやめまいが悪化する…という最悪の悪循環に陥ってしまいます。

つまり、後遺症が悪化しているように感じるのは、耳に栄養を送る「体のインフラ(血流)」が機能不全を起こしているサインなのです。

後遺症の悪化を防ぐために、今すぐできる対策

突発性難聴後遺症を悪化させないための対策

耳の回復力を高めるためには、この「血流の悪循環」を断ち切ることが不可欠です。ご自宅でできる簡単な対策をご紹介します。

ストレスから意識をそらす 
耳鳴りや症状に意識を集中しすぎると、脳が過敏になり、症状を強く感じてしまいます。趣味や仕事に集中したり、リラックスできる音楽を小さな音で聞いたりして、意識をそらす時間を作りましょう。

首と肩を温める 
ホットタオルやカイロなどで、首の後ろから肩にかけてを意識的に温めましょう。内耳へ向かう血管の緊張をほぐし、血流を促す簡単な方法です。

「ふくらはぎ」を動かす 
その場で「かかとの上げ下げ」を繰り返すだけでも、ふくらはぎのポンプ機能が刺激され、全身の血流改善に役立ちます。

なぜ、病院で治らなかった後遺症が改善するのか?

「セルフケアだけでは不安だ…」 「もう治らないと諦めている…」そう思われるかもしれません。

しかし、あなたの後遺症が治らない「本当の原因」さえ見つかれば、回復の可能性はまだ残されています。

私たち「森上鍼灸整骨院」は、長野県須坂市で40年以上にわたり、専門治療一筋で延べ110万人の患者さんと向き合ってきました。
その中でも「突発性難聴」は特に専門としており、これまでに標準治療で改善しなかった14万人を超える方々(後遺症に悩む方を含む)を診てきた実績があります。
私たちは、あなたの後遺症が悪化している本当の理由を突き止めるため、耳だけでなく全身を詳細に検査します。

  • 医療用サーモグラフィ: 自律神経の乱れやストレス状態を体表温度で可視化します。
  • 循環器用エコー: 首や手足の血管を直接観察し、「梗塞体質」のサインがないか調べます。
  • モアレトポグラフィ: 血流を妨げる「体の歪み」をミリ単位で正確に測定します。
聴力検査、医療用サーモグラフィ、循環器用エコー、モアレトポグラフィ

これらの科学的検査で根本原因を特定し、低下してしまった「自然治癒力」を最大限に引き出すアプローチを行うことで、当院の治療を受けられた患者様の87.9%に何らかの改善が見られています。

実際に改善された方の声

耳鳴りがマシになって眠れるようになった


仮に聴力の回復が難しかったとしても、つらい耳鳴りやふらつき、耳閉感といった後遺症が改善し、日常生活を取り戻されている方は大勢いらっしゃいます。

後遺症のつらさは、ご本人にしか分かりません。一人で悩まず、ぜひ一度私たちにご相談ください。

当院の「突発性難聴の後遺症」に対する専門的なアプローチは、下記の専門ページで詳しく解説しています。
突発性難聴後遺症 専門ページはこちら

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Profile

耳鼻咽喉科 認定鍼灸師 / 吉池 くるみ

癒しオーラをまといながら、的確な説明で日々患者さんからの信頼を獲得している。 趣味のゲームで培った手先の器用さで、オージオメータや医療用サーモグラフィなどの検査機器を華麗に使いこなす。 自らが飛行機内で耳管機能不全を発症し、看護師さんに助けられた経験から、耳鼻科疾患の鍼治療を専門に取り組んでいる。

耳鼻咽喉科 認定鍼灸師 / 吉池 くるみ