突発性難聴の治療中に絶対やってはいけないこと!

突発性難聴の治療中に絶対避けた方が良い行動を詳しく解説

突発性難聴は、文字通り突然やってくる病気です。

すぐに耳鼻咽喉科を受診し、ステロイド治療などを開始されたことと思います。医師の指示通りに治療を受けることは大前提ですが、突発性難聴の回復は、お薬の力だけに頼るものではありません。

実は、治療効果を最大限に引き出すためには、「日常生活でいかに安静を保ち、内耳の回復力を高めるか」が非常に重要になります。

しかし、良かれと思ってやったことが、かえって回復を妨げていたり、無意識の習慣が症状を悪化させていたりするケースは少なくありません。

この記事では、突発性難聴の治療中に「絶対にやってはいけないこと」を7つのポイントに絞って解説します。ご自身の生活を振り返りながら、回復への最短距離を歩むための参考にしてください。

突発性難聴のより詳しい原因や症状については、以下のページで網羅的に解説しています。
突発性難聴とは?原因から治療法までを専門家が解説

※出典
全日本病院出版会 ENTONI No.54 「突発性難聴」
全日本病院出版会 ENTONI No.183 「突発性難聴update」
JOHNS 「難聴を治す-2020年度版」
メディカル・サイエンス・インターナショナル 「ストレス診療ハンドブック 第2版」

なぜ「やってはいけない」のか? 鍵はストレスと“血流”

突発性難聴のはっきりとした原因は、まだ完全には解明されていません 。しかし、近年の研究では「ストレス」「内耳の血流障害」「ウイルス感染」などが複雑に関係していると考えられています 。

特に注目されているのが「ストレス」と「血流」の関係です。

私たちの体は、強いストレス(仕事のプレッシャー、人間関係、睡眠不足など)を感じると、自動的に「戦闘モード」に入ります 。これは「交感神経」が優位になる状態で、血管は収縮し、血圧が上がります

この反応は一時的なら問題ありませんが、ストレスが続くと交感神経が緊張しっぱなしになり、全身の血流が悪化してしまいます

耳の奥深くにある内耳(音を感じる神経がある場所)は、非常に細い血管によって酸素や栄養を受け取っています。ストレスによって血流が悪くなると、この繊細な内耳は真っ先にダメージを受けてしまうのです

つまり、突発性難聴の治療とは、「内耳の血流をいかに早く回復させるか」という時間との戦いでもあります。

これからご紹介する「やってはいけないこと」は、この“血流”を悪化させ、交感神経を緊張させてしまう行動がほとんどです。

突発性難聴の治療中に避けるべき7つのNG行動

NG1:発症後の放置・様子見

突発性難聴発症後の症状の放置は危険

最もやってはいけないことは、「そのうち治るだろう」と様子を見てしまうことです。

突発性難聴の治療は「早期治療が鉄則」です 。発症から1〜2週間以内に治療を始めることが極めて重要で、特に発症後72時間(3日)以内に治療を開始できるかどうかで、回復率が大きく変わるとされています

発症から1ヶ月以上が経過してしまうと、内耳の神経細胞が回復しにくい状態になり、治療をしても聴力が戻らない可能性が高くなってしまいます

耳鳴り、耳の詰まった感じ、音が響く感じなど、「いつもと違う」と感じたら、すぐに専門の耳鼻咽喉科を受診してください。

NG2:無理をして仕事や家事を続けること

「仕事を休めない」「早く復帰しなければ」という焦りや責任感。その気持ちが、回復を妨げる最大のストレス源になります。

焦りや緊張は、まさに交感神経を活発にし、内耳の血流を悪化させる原因そのものです 。

突発性難聴は「静かに休む病気」です 。医師から入院や自宅安静を指示された場合は、仕事や家事のことは一旦忘れ、心と体を休ませることに集中してください。特に発症直後の1〜2週間は、内耳の神経が回復するかどうかの大切な時期です。無理をすることは絶対に避けてください。

NG3:激しい運動や息む運動(無酸素運動)

突発性難聴の悪化要因となる無酸素運動

健康のための運動も、突発性難聴の治療中は内容を選ぶ必要があります。
特に避けるべきは、息を止めて力を入れるような運動です 。

  • 筋力トレーニング(ウェイトトレーニング)
  • 短距離走など、息が上がる激しい運動
  • 重いものを持ち上げる作業

これらの無酸素運動は、一時的に体を酸欠状態にし、内耳への酸素供給を減らしてしまいます 。突発性難聴の主な原因が「内耳の血流障害」であることを考えると、これは症状を悪化させる危険な行為です 。
もし体を動かす場合は、治療が落ち着いたリハビリ期に、息が上がらない程度の軽いウォーキングやストレッチなどの有酸素運動にしましょう 。

NG4:脂っこい食事・暴飲暴食・過度の飲酒

突発性難聴を悪化させる過度な飲酒や脂質の摂りすぎ

突発性難聴の回復には、サラサラとした血液を内耳に届けることが重要です。

  • 脂っこい肉類
  • バターや生クリームを多く使った洋食
  • スナック菓子、清涼飲料水
  • 過度の飲酒

これらは血液の中性脂肪を増やし、血液の粘度を高め(ドロドロにし)、内耳の細い血管の流れを悪化させます 。
治療中は、魚・野菜・果物・大豆製品を中心とした、血管に優しい和食中心の食事を心がけてください 。

NG5:睡眠不足と夜更かし

睡眠不足は、体が感じる最も大きなストレスの一つです 。睡眠時間が足りないと、交感神経が優位な状態が続き、体は緊張から解放されません

また、夜遅くまでのスマートフォンの使用や、寝る直前のカフェイン摂取、夜食なども交感神経を刺激し、睡眠の質を下げてしまいます

内耳の神経細胞が修復されるのは、副交感神経が優位なリラックス状態、つまり「質の良い睡眠中」です。夜はできるだけ早く休み、回復のための時間をしっかり確保してください。

NG6:「耳鳴り」や「耳閉感」を我慢すること

突発性難聴の耳鳴りや耳閉感の我慢は危険

突発性難聴の約9割に「耳鳴り」が伴います 。この耳鳴りを「気のせいだ」「我慢しなければ」と無理に無視しようとすることも、やってはいけないことの一つです。

耳鳴りが気になり始めると、それ自体が強い精神的ストレスとなり、「また鳴っている…」と不安になることで交感神経が緊張し、さらに耳鳴りが強くなるという悪循環に陥ってしまいます 。

耳鳴りの苦痛が強い場合は、我慢せずに医師に相談してください。補聴器やサウンドジェネレータを使った「音響療法」などで、耳鳴りによる苦痛を和らげることが回復の助けになる場合があります 。

「耳鳴りを気にしないようにする」のではなく、「耳鳴りを和らげる環境を整える」ことが大切です。

NG7:糖尿病や高血圧などの持病を放置すること

糖尿病や高血圧などの生活習慣病は、全身の血管(特に微小血管)を傷つけ、血流を悪化させます

内耳はまさに微小血管の集まりです。これらの持病を放置することは、突発性難聴の回復を妨げる大きな要因となります 。特に糖尿病の患者さんは、突発性難聴の治療反応性が低い傾向があることも指摘されています 。

耳の治療と並行して、内科での持病の管理(血糖値や血圧のコントロール)もしっかりと行うことが、聴力回復の土台となります。

耳鼻科の標準治療で改善しにくい方の特徴

「ステロイド治療を続けたけれど、聴力が思うように回復しない」 「お医者様には『これ以上は難しい』と言われてしまった」

当院には、そうしたお悩みを持つ患者さんが全国から来院されますが、お薬による標準治療だけでは改善しにくい方々には、いくつかの「お体の共通点(特徴)」があることを見出しました。

それは、お薬が内耳に届くのを妨げている「体質的・構造的な血流障害」です。

1.首や背骨の歪み(側弯)
長年の姿勢の癖や生活習慣により、首や背骨が歪んでいると、その骨の間を通っている「椎骨動脈」が圧迫されることがあります。この動脈は、内耳や脳に血液を送る重要なルートであるため、歪みによって物理的に血流が妨げられているケースです。

2.根深い自律神経の乱れ(交感神経の過緊張)
突発性難聴を発症するずっと以前から、長期間にわたる強いストレスや過労を抱え込んできた結果、常に交感神経が優位な状態(戦闘モード)が慢性化している状態です 。血管が収縮しっぱなしになり、全身の体表温度が低下(冷え)しています。

3.ふくらはぎの温度低下(梗塞体質) 「第二の心臓」と呼ばれるふくらはぎは、下半身の血液を心臓に戻すポンプの役割を担っています。この部分の血流が悪く冷えている方は、全身の血液循環機能そのものが低下しています。 これは血液が固まりやすい「梗塞体質」とも言え、ご家族や近親者に脳梗塞や心筋梗塞を発症した方がいる場合は、特に注意が必要です。

これらの要因が複合的に絡み合っていると、内耳は慢性的な酸素不足・栄養不足の状態に陥っています。そのため、お薬(ステロイドなど)を飲んでも、その成分が肝心の内耳まで十分に届かず、期待される効果が出にくいのではないかと、私たちは考えています。

回復をあきらめる前にご相談ください

当院(森上鍼灸整骨院)は、長野県須坂市で40年間、突発性難聴の専門治療に取り組んでまいりました。

これまでに診させていただいた14万人の突発性難聴の患者さんは、すべて「耳鼻科での標準治療では改善が見られなかった」という方ばかりですが、当院の専門治療によって87.9%の方に何らかの改善が見られています。

実際に改善された方の声

耳鳴りが良くなり聴力も回復!


なぜ、お薬で良くならなかった方の聴力が回復する可能性があるのか。 それは、当院が「なぜ回復しないのか」という根本原因を見つけるための精密な検査を導入しているからです。

医療用サーモグラフィ、循環器用エコー、モアレトポグラフィ(体の歪み測定)といった検査機器を用い、聴力検査だけでは分からない「血流の状態」「自律神経のバランス」「骨格の歪み」を徹底的に分析します。

聴力検査、医療用サーモグラフィ、循環器用エコー、モアレトポグラフィ

「お医者様は忙しそうで、詳しい質問がしづらい」 「このまま耳鳴りや聴力が固定してしまったらどうしよう」

こうした不安を抱えながら、治療に前向きに取り組みたいとお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。あなたの回復を妨げている本当の原因を見つけ出し、最適な治療プランをご提案します。

当院の「突発性難聴」に対する専門的なアプローチは、下記の専門ページで詳しく解説しています。
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耳鼻咽喉科 認定鍼灸師 / 相良 明範

お医者様の治療が確立されていない家族の病気をきっかけに、鍼灸師になることを志す。 一見クールに見られがちだが、優しさは人一倍。 患者さんの不安にしっかり向き合い、丁寧に耳鼻科疾患の改善に必要な治療法を提案している。 独特なコミュニケーション力により、スタッフや患者さんとの厚い信頼関係を築いている。

耳鼻咽喉科 認定鍼灸師 / 相良 明範